心の声、体の声

よく違和感を放っておかない方がいい、などと言います。

これはたいてい人間関係においてのことです。

違和感があったのに見て見ないふりをしたり、気のせいにしたりしていると、徐々に自分の内側から湧き上がってくるものがあります。

それが心の声、体の声です。

心の声は、自分の心に思い浮かびますから自覚できますよね。

でも見逃しがちなのが体の声です。

心と行動が合ってなくて違和感やがまんを重ねると、体は不調を通して教えてくれます。

教えるというより、訴えの叫びと言ってもいいかもしれません。

「自分の声をよく聞いて!」

「それやめた方がいいよ!」

と、人によっては頭痛だったり腹痛だったり、またはだるさや発熱ということもあるでしょう。

でも不調って何が原因か名札を付けて現れるわけではないので、ただの体調不良として扱われ、最初は心理的なものと結びつかないことが多いんですよね。

もしいつも同似たようなタイミングで体調が悪くなるようなことがあるなら、それは何かストレスを抱えているからかもしれません。

最近のできごとと心の状態を振り返ると、「気の乗らない集まりに行ってたな」とか、「誰かのグチを聞かされて気分が良くなかったな」ということがあるのではないでしょうか。

それに気づいたら自分を守るべく、1人の時間を作ってください。

自分の異変は誰より自分が敏感に察知しないと、ことが大きくなってからでは立ち直りまでの時間や葛藤が倍増してしまいます。

ちょっとくらいわがままになってもいいし、迷惑がかかることもあっていいのです。

心と体のつらい声が上がる人というのは、これまで誰かのわがままや迷惑を被ってきた人ですよね。

いい人でいないといけないと思って譲ってきたのでしょう。

でもそれはいつか限界が来ます。

心と体の声が悲鳴に変わって、ようやくこのままじゃいけないと気づくんです。

なんでも許す人や、どこでも呼ばれたら行くのがいい人ではありません。

気づいたらただの都合のいい人になっていたという人が多いのではないでしょうか。

きっと最初は楽しかったのでしょう。

でもそのうち何かのきっかけで、この人はこんな扱いで大丈夫、と認定されることがあります。

どんなに鈍感でも立て続けに都合いい人扱いされたら、違和感を覚えるはずです。

そしてそれは気のせいじゃないことが多いです。

自分を守るためなら、反撃したりそこから逃げても大丈夫です。

何もしないのがいちばんいけません。

自分が安らかでいられない人とは離れてもいいんです。

決定的な何かがなくても、なんとなくイヤ、くらいでも大丈夫です。

どうかあなたの違和感を信じてくださいね。

それではまた☺︎

mako

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