ハードルは低くする

カルディのパンダ柄のパッケージが可愛い杏仁豆腐です。

可愛かったのでなんとなく手に取ったものだったのですが、これが驚きの美味しさだったんです。

濃厚でモチモチ。

濃厚なので一度にたくさんは食べられないけど、子どもや主人と分け合って食べました。

この杏仁豆腐のように、期待せず美味しいものと出会うと嬉しさ倍増です。

逆に期待が高まりすぎると、美味しくても「こんなもんか」と感動が薄れる感じがします。

これは食べ物意外にも通じますよね。

とくに人間関係は期待が大きくなるとはずれた時のガッカリや腹の立つことがあるものです。

その中でも家族に対しては期待を押しつけがちになります(私だけ?笑)

ドアを閉めないとか、出したものを片付けないとか、汚しても拭かないとか、あげればたくさんあるんですが、母になると家族にやってほしいことってたくさんあります。

それが何度言っても同じ腹の立つことをされると、怒りに変わってきます。

「どうせまたやらないんでしよ」

「ほら、やらなかった」

と文句も言いたくなります。

でもね、怒っても一つもいいことはなくて、むしろ飛び火して本題以外の過去のことも引っ張り出したりして、ますます気分も関係も悪くなるんです。

自発的にやるんじゃなく、お母さんが怒るから仕方なくやろうというマインドになりますし、それを見る私もおもしろくないんですよね。

だからやり方を変えてみたんです。

疑いや注意をやめて、お願いと信じて待ってみることにしました。

それが我が家には合っていたようで。

全て完璧じゃなくていいから

「ここまではやってほしいな」

とお願いし、あとはやってくれたら

「ありがとう」とか「嬉しい、助かる」

とちゃんと伝えることに。

やり始めるまで時間のかかる家族もいますが、せっかちな私が待てるかどうか神様に試されていると考えるようになりました。

そしてできないことを見るよりできたことを多く見つけるようにもなりました。

するとあんなに怒っていたのが嘘のように心が静かになったんです。

家族も変わりました。

言わなくてもお願いしたことだけはやってくれるように。

期待をしなくてもやってくれる習慣ができるまで、そう時間はかからなかったです。

家族に厳しい人は自分にも厳しい人だと思うんですね。

だから自分や家族へのハードルも低く設定して、できることを多く見つけ素直に感謝して喜んでいたら、感情は伝染するんじゃないかと思います。

いつも100点を目指さないといけないのはお互いしんどいです。

60点を合格点にしたら、生きるのが楽しくなります。

また子どもは自分の家庭でのできごとが当たり前だと思って成長するので、家庭のルールがガチガチだと大きくなってから周りの人とのルールの違いに大きく違和感を抱きます。

それは自分の正しさ(マイルール)を他人に押しつけることになりかねません。

ルールも大事ですが、自分と違うことを許すということも大切です。

ハードルや期待を低くすることは諦めとは違います。

むしろチャレンジしやすく、成功体験も増え視野が広がることです。

あなたにも期待しすぎてたなと思うことはありませんか?

今キツイことがあるなら、期待が高すぎなのかもしれません。

少しハードルを下げてみてはいかがでしょうか?

それではまた☺︎

mako

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