1日をどう終わらせるか

以前の私の話です。

友人たちと楽しく過ごした日、家に帰ってから余韻を楽しむこともありましたが、必ずと言っていいほどその日心に引っかかった小さな場面にとらわれ、そのことで頭が占められることがありました。

悩んだところで答えなどない、いわゆる一人反省会ですね。

今思えば考えすぎだし勘ぐりすぎだし、何でそんなことしていたのだろうと思うのですが、当時はやめられなかったんですよね。

私は人の目線、声色、言葉の端々、行動などから、その人の気分を敏感に感じ取ってしまうところがあって、特に気分の悪い人が醸し出す雰囲気が苦手だったんです。

ほんの一瞬でも気づいてしまったら頭から離れなくて。

自分のせいなんじゃないか?

私に何かできることはないか?

誰かに言われてもないし、求められてもないのに、相手を勝手に気づかってしまっていたんです。

だけどある時気づきました。

過剰に気づかうことは自分のためにもその人のためにもならないことに。

私は自分をすり減らすだけだし、相手は気づかわれるのを期待して私と会うようになります。

でもどんなに気づかったところで私は相手の気分をコントロールできません。

その人にしかできないことです。

だから自分ではどうしようもないことを気にしたり、なんとかしようとすることをやめました。

代わりにやったことがあるんですけど、なんだと思いますか?

それは「うまくいくと信じてみる」ことです。

なんの根拠もなくても、

「この人の機嫌が悪くても、自分でなんとかするだろうから大丈夫!」

「あの人の言い方がキツイのはイヤだったけど、私は悪くないから気にしない!」

「なんか機嫌が悪そうだったけど、私はやれるだけのことはやった!」

こんな感じで。

信じることは、相手を好きになることでも期待することでもありません。

そう思った自分をただ信じて疑わないことです。

そんなふうに考え方をシフトしていくと、一人反省会が始まったとしてもすぐ終わるようになったんです。

そしてよかったことを探して感謝できるようにもなりました。

反省したまま眠りについていた時は悪夢ばかり見ていたし、夜中に何度も目覚めてちゃんと寝れてなかったんです。

だけど寝る前によかったことを思い出し感謝するようになってから、寝つきも良くなって朝までぐっすり眠れるようになりました。

どんなにつまらなかった日も、悲しいことがあった日も、おもしろくないことがあった日も、ちゃんとご飯を食べてお風呂に入って、暖かい布団があれば、その日常があることに感謝できます。

感謝で1日を締めくくると、翌朝も感謝で起きることができます。

そして朝は布団から起き上がる前に予言してしまいます。

「今日もいい日になる!」

それだけで一日中、自分の気分が良くなるように行動していくことができます。

よくなる、うまくいくと信じているから、ちょっとしたことで不安になったり気持ちがグラつかないようになります。

とびきりのハッピーがなくても、気分がいいことが日常になると、人のことなど気にならなくなりますし自分に集中できます。

人の気分に振り回されることほど辛いことはないですからね。

まずは自分は何があっても大丈夫なんだと信じて、自分が幸せになることを優先させること、それがなくては感謝もできません。

この言葉が必要な誰かに届くことを願ってます。

それではまた☺︎

mako

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