
私は圧倒的に後者です。
誰かと会って楽しく過ごしたい人には当てはまらない話かもしれませんが、もし興味があったらそういう人もいるんだ、と思いながらお読みください。
私は以前、何も予定を入れないことで疲れが癒えるタイプだと思っていなかったんですね。
友人が多い方がいいと思っていたし、予定が詰まってる方が嬉しかったのは、いつも意識は外に向いており、楽しそうに見える自分を演出したかったからだと思います。
そういう自分じゃないと価値がなくて嫌われる、とでも思っていたのかもしれません。
だけど友人が増えても、予定が詰まっても、楽しいのはその時だけで、いつまでたっても満たされなくて足りない感じ。
次は何を足せばいいのか?そんなことばかり考えていたように思います。
今思えば武装でゴテゴテになって、かえって動けなくなっていたような感じでした。
いったん手に入れたものがなかなか手放せず、もったいなくて執着していました。
でも徐々にふくらむ全部捨てたい気持ちと葛藤しました。
「捨てるなんてひどい」という気持ちに踏ん切りがつかなかったんですね、まだ嫌われるのが怖かったので。
でもその頃はもうコップの水が溢れるかどうかのところだったようです。
予定を詰め込みたかっただけの気が向かなかったお付き合いの後、家に帰ってから何もできないほど心が重くなってることに気づいて「これが限界かもしれない」とようやく決別を決心しました。
惰性で付き合ってる人、悪口が多い人、一方的に喋ってくる人、自分勝手な人と関わるのをやめて、最初は罪悪感に押しつぶされそうになりました。
じゃあ以前に戻りたいのか?と考えると絶対戻りたくありませんでした。
考えれば考えるほど、自分の間違いを突きつけられる感じで、この罪悪感は受け入れるしかないと強く自分に言い聞かせました。
そしてお付き合いを減らした直後から感じたのは、心の安らぎでした。
予定がなく時間に余裕があること、気を使う必要がないこと、時間もお金も自分の使いたいようにできること。
私には頑張ってつけていたあの武装よりも、すごいことに感じました。
だって自分のことに集中できるから。
自分の声がよく聞こえるようになるから。
なんでもっと早く気づけなかったんだと思いましたが、限界がくるまでやってみたから気づけたんだと思うんです。
限界がこなかったらまだ続いていたでしょう。
だからこのタイミングでよかったんです。
その後も自分に必要な関係性以外は整理して、今がいちばん最高に自分が好きです。
みんなでワイワイするのは嫌いではないけど、1人は悪いことではないし、さみしくもないことに気づけました。
疲れたらいつでも1人になる。
気がのらないことはしない。
それを守るだけですが、私に必要なことだったし効果は絶大です。
もし今、あなたを疲れさせる関係があるなら、付き合い方を見直してみてください。
心が重くなるものから離れてみると、ホッと息がつける自分に気づきますよ。
それではまた☺︎
mako
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